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千葉西部の修法師(しゅほっし)で構成される修法師会では、11月21日(土)~22日(日)にて七面山登詣を行い、畠山義浄会長をはじめ教師・檀信徒14名が参加しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本年度は年中行事である法運隆昌読誦会が開催できませんでしたが、会員の修法道研鑽の為、「各々の参篭修行」をテーマに七面山登詣を開催致しました。

11時に麓の増田屋旅館に集合し、登詣前に雄滝で有志会員にて水行を行いました。見学した参加者も顔と手を清め、12時に奥之院に向けて登詣を開始しました。

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参加者はそれぞれの思いを胸に、約5時間掛けて登頂しました。奥之院では御開帳・夕勤に参列し、七面大明神の御尊像をお参りしました。翌朝は唱題をしながら御来光を遥拝し、8時より下山を開始しました。

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11時半に麓の増田屋旅館にて昼食をいただき、12時に身延山に向けて出発しました。御廟所にて御祖師様に報恩感謝のお参りをし、解散となりました。

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  日蓮宗の大荒行堂での修行を成満して、様々な祈祷を行う僧侶を「修法師(しゅほっし)」といいます。
  千葉県西部宗務所管内の修法師で構成された会が修法師会です。

  7月9日、修法師会会長 畠山義浄上人の自坊、茂原市實相寺にて、修法師会の読誦会があり、修法師約20名が参加しました。
  今回の読誦会では、午後2時より、畠山会長が御祈祷の時にお読みするお経についての講義を行いました。
  午後3時より、本堂にて法華経を唱え、御祈祷をし、管内各寺院の檀信徒の家内安全を祈願しました。(全員一心に読経をしておりましたので、写真は撮っておりません)

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實相寺 本堂

平成30年2月13日(火)、茂原市實相寺に於いて、畠山義浄住職の日蓮宗大荒行堂第五行成満帰山奉告式が厳修され、近隣寺院と檀信徒合わせて100名が参列しました。

法要に先立ち、火災焼失(平成10年)から昨年見事に再建された高師観音堂にて、畠山住職を導師に荒行僧8名が法味を言上し、午前10時に帰山行列が檀信徒と共に高師八幡神社を出発しました。行列到着後の10時30分に参列者に見守られる中、水行式が行われました。

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その後、本堂にて實相寺和讃会による五行成満慶祝和讃が奉唱され、11時に荒行僧が入堂し開式しました。まず、五行成満の許証と傳師相承允許証が吉野了廣修法師会長(長生村・本養寺住職)より授与され、続いて傳師相承認証書が土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)より授与されました。吉野会長は祝辞で「一番喜んでいらっしゃるのはお祖母さん」と、修行中に逝去された畠山住職の祖母(畠山淑・先々代住職畠山義暢師令夫人)の事に触れられました。

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続いて全堂代表・菅野海應師(神奈川県・唱導寺住職)からは修行中の様子が話され、「修法に対する知識、姿勢、どれを取っても全行僧が憧れる存在だった」と紹介されました。

畠山師は謝辞の中で「初行入行から22年、五行成満させて頂いた御恩に報いる為に今後も精進して参ります」と述べ、割れんばかりの拍手の中、深々と頭を下げました。当日は晴天に恵まれ、実にすがすがしい式でありました。

長南町 長久寺(月﨑了淨住職)では、2月12日、副住職 月﨑了照上人第再行成満帰山奉告式を開催し、教師6名・檀信徒70名が参加した。
今回の帰山奉告式では、2月15日の「釈尊涅槃会」を迎えることもあり、寺宝の釈尊涅槃図を御寳前の正面に掲げ、荒行成満僧6名を迎えて厳修された。

午前10時、荒行成満僧は長久寺 檀家世話人 鹿倉講一家より帰山行列を行い、檀信徒の出迎えを受けた。
午前10時30分より水行式。
午前11時より帰山奉告式。式のはじめに平成28年度 日蓮宗大荒行堂副伝師 井村大應師(東金市宝蔵寺住職)より許証が授与された。

また今回の帰山奉告式では、新たに寄贈された本堂内 天井画の開眼式が執り行われた。

天井画の寄贈作者は、大島婦美枝女史である。大島女史は当山檀徒の出身で母の逝去に伴い、当山を訪れご縁を結び、傷みの激しい天井画の修繕にとりかかってくださった。しかし、江戸時代後期より本堂外陣に掲げられた天井画は消磨が激しく、修繕は困難となった。そこで新たに天井画を染筆寄贈くださったことをうけ、帰山式にあわせて開眼に至った。

長久寺の歴史に素晴らしい一ページが加えられ、住職檀信徒一同、喜びあふれる1日となった。

昨年11月1日より本年2月10日まで寒壱百日の苦修練行をしていた7人の若手僧侶が、無事成満いたしました。

第参行(300日成満) 茂原市 妙弘寺  田澤裕泰師
第参行(300日成満) 茂原市 如意輪寺 佐野泰之師
第再行(200日成満) 茂原市 妙楽寺  増田寶雲師
第再行(200日成満) 市原市 真浄寺  田中妙定師
第再行(200日成満) 市原市 本念寺  石川央樹師
第初行(100日成満) 長南町 本円寺  渡邉義恭師
第初行(100日成満) 茂原市 妙弘寺  高津昭房師

 

第再行の田中師は自身の罪障消滅と自坊の寺門繁栄を祈念する為、10年ぶりに入行しました。同じく再行の石川師は、昨年本念寺に入寺し、檀信徒の期待に応えられるよう更なる経力体得を発願し、4年ぶりに入行しました。
成満後、田中師は、「仲間と支え合った100日間は自分を成長させてくれました。鍛えられた修法を振るっていきたい」。石川師は、「檀信徒が待っていてくれるから成満できました。身体に蓄えた沢山の経力を待っていてくれた人たちの為に使いたい」と述べました。

また、佐野泰之師は「昨秋11月1日に日蓮宗大荒行堂、3回目の行に入行させて頂きました。私の師父が参行に入行した時、その背中を見てきました。その姿がずっと心にあり、27年ぶりに大古久様と共に大荒行堂に入行し、師父を感じ壱百日間の苦修練行をさせて頂きました。同行の各聖にも恵まれ、色々なことを勉強できた壱百日間でした。これから益々精進し、寺門興隆、外護の檀信徒各位の家門繁栄、そして未信徒教化に努めて参りたいと思います」と語りました。

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