2017年10月16日

「道善御房供養塚『報恩抄』奉読・本山藻原寺開堂供養740年報恩記念」唱題行脚

 

 

日蓮宗千葉県西部青年会(増田寶雲会長)は、10月10日、11日の2日間にわたり、君津市加名盛から茂原市茂原 本山藻原寺(持田日勇貫首)まで約45㎞、「道善御房供養塚『報恩抄』奉読・本山 藻原寺 開堂供養七四〇年 報恩記念」として唱題行脚(お題目を唱え、団扇太鼓を打ち鳴らし、行進)を行った。

 

行脚前日の10月9日午後、青年会有志で、加名盛山上の道善御房供養塚前にて日蓮大聖人が恩師・道善御房のためにしたためられた『報恩抄(ほうおんじょう)』を2時間かけて奉読した。

 

10日の初日、青年僧とOB僧侶が天台笠(てんだいがさ)に手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)姿になり加名盛に集合し、出発。お題目・南無妙法蓮華経の旗を先導に久留里街道を歩き、道中お題目の声を響かせ歩を進めた。途中、供養塚を管理している君津市浦田 妙長寺(山田妙眞住職)を参拝。房総ふれあいの道を通過して、圏央道 市原鶴舞インター付近にて、約23㎞の行程の1日目は終了した。

行脚3

 

2日目、市原鶴舞インターより出発し、日蓮聖人が立教開宗の折、法難を受けられた後に21日間篭ったと伝えられている長生郡長南町 天台宗 笠森寺の笠森観音を参拝。

 

その後、行脚一行は、長南町 長久寺(月崎了浄住職)、茂原市墨田 妙源寺(増田寳泉住職)を参拝。いよいよ最終目的地を目指し出発。藻原寺貫首 持田猊下はじめ、歴代青年会長の畠山日慶猊下(本山 正法寺貫首)、土井了真宗務所長、青年会ОB、そして檀信徒の方々が団扇太鼓を片手にお題目を唱え迎える中、藻原寺に到着した。

 

全行程、約45キロの行脚を終え、引き続いて増田会長を導師に、行脚青年会員一同とともに「完遂報告式(かんすいほうこくしき)」を、藻原寺本堂にて行った。

行脚1

 

法要後、増田会長は「建治2年(1276)7月、日蓮聖人の命により、日向(にこう)上人・日實(にちじつ)上人は、加名盛にある日蓮聖人御師範 道善御房の墓前にて『報恩抄』を奉読されました。そして、同年7月に本山藻原寺の前身となる法華堂が新たに建立されることを受け、同じく日蓮聖人の命により、日向上人が茂原まで出向き、法華堂の開堂供養をされました。その時以来、昨年平成28年に740年の節目を迎え、この千載一遇の機会に、私たちは、感謝報恩の思いを捧げ、行脚をさせて頂きました。この行脚で思ったこと、感じたことを胸に、青年僧の若き力をさらに発揮し、日蓮聖人御降誕800年に向け、一致団結して参る所存です」と涙ながらに謝辞を述べた。

 

参集の檀信徒の方々は、声を枯らし、足を引きずり、懸命な姿でお題目を唱え歩いてきた青年僧の姿を間近にし、「お疲れ様でした」「ありがとうございます」「南無妙法蓮華経」と声を掛けられ、合掌で敬いあった。

 

往時、日蓮聖人をお迎えになられた齋藤公、墨田公。開堂供養で日向上人を迎えられた檀越の姿が偲ばれる光景でもあった。

 

道中、手を合わせ祈りを捧げてくださった方々、応援してくださった方々、浄財を喜捨いただきました皆様、誠にありがとうございました。

 

行脚2

 

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