妙弘寺【myoukou-ji】

妙弘寺 写真1

 慶長16(1611)年2月15日の創立。開山は小西檀林初祖 通王院日裕上人。開基は道喜院日諦上人。
 開基檀越大久保忠佐(ただすけ)(代官)。大久保氏は、法華経の熱心な信者であり、市川市中山 法華経寺の聖教護持に尽力した人である。後述の市場開設もこの法華信仰に基づいて、人々の苦しみを救済しようとされたことによる。

 当時長柄郡の近郷では塩がないため村民が困難を極めた。茂原の名主白井・丸・安川の各氏が領主の大久保氏に嘆願を起こし、4日と9日の月6回に限って茂原に市(いち)を設け塩の流通を認めた。のち守護神の必要を感じ一宇を建て大黒天を祀り、通王院日裕上人を開山に迎えて市場寺と寺号を公称し創建。
山号を市場山(いちばさん)とし市場大黒天として地域の信仰をあつめる。
 後、藻原寺門前に移転され、現在に至る。
 今では茂原法華七福神の一つとして参拝者を集めている。

 以後、現今に至るまで4の日、9の日に「市」がたち、茂原市の名物として有名である。
 毎年4月第一日曜日の花まつりには、「大黒天春まつり」をおこなっている。
 先代住職の田澤元泰は山門整備、庫裡客殿を再建する。
 令和3年、現住職田澤裕泰上人に法燈が継承された。

 毎月第一日曜日の午後7時より法華経セミナーを開催し、法華経を中心としたお檀家ご信者さんにかぎらず、多くの方々に門戸を開いている勉強会を開催している。

 万灯講が組織され、老若男女問わず、多くの方が集まり、池上本門寺並びに茂原東身延藻原寺の御会式での万灯奉納など、地域でも非常に注目されている。

 毎年9月には落語家を招いて「まとい寄席」を開催している。檀家以外の人も大勢参加し、本堂の中で直接目の当たりに見る、本物の噺家の「落語」に触れ、古典芸能を堪能している。

先代住職の田澤元泰は、山門整備、庫裡客殿を再建する。
令和3年、現住職の田澤裕泰に法燈が継承された。

寺院名称
市場山 妙弘寺 
(いちばさん みょうこうじ)
住所
〒297-0026 千葉県茂原市茂原1239
電話番号
0475-24-0760

住所:〒297-0026 千葉県茂原市茂原1239
電話番号:0475-24-0760

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