針谷寺【shinkoku-ji】
天正3(1575)年の創立。開山開基 化城院日行上人。藻原寺末。小西法縁。
宗祖日蓮大聖人の御曼荼羅(昭和56年、宗定指定をうける)を格護される古刹でもある。
大観には天正5年11月の創立、開基墨田四良左衛門、前橋五良兵衛とある。
小西名鑑にはしばしば延焼・大破に遭うと記す。
古文書によれば、庭谷山9世、妙龍寺14世日行上人は、この山に入り、水行1千日(1水行につき法華経一部経読誦)を円成。
ここに於いて四方遠近の助力布施をもって日行上人を開基1世として常住山満行院針谷寺(じょうじゅざん まんぎょういん しんこくじ)を建立する。
2世化城印日満上人代に堂宇消失。さらに文禄2年11月8日夜類焼。ここにさらにまた再々建立す。
慶安元年、客殿その他を再興。その折に防火防風のために椎の木を数本植樹する。
延宝5年8世 日眞上人代に一塔両尊を造立。
元禄5年9世 日貞上人代に再興。その折、西向きの本堂を南向きにあらためる。
元禄16年大地震によって堂宇ことごとく荒廃するも
享保6年昌鷲院日得上人代に現存本堂を建立。庫裡と山門を建立。しかしながら、その山門は、大正12年9月 関東大震災により倒壊。
昭和29年 34世日心上人代に三橋寺・妙竜寺を合併とある。境内に合併の碑が建立されている。
昭和51年 35世日完上人代に本堂改修。歴代廟建立、鐘楼堂再建。
現在、市原市皆吉 妙蔵寺住職が代務をする。
現燈高鍋隆孝は、宗祖立教開宗750年慶讃事業として庫裏再建。境内整備を完遂。本堂屋根替え、八幡堂の改修をする。
- 寺院名称
- 常住山 針谷寺
(じょうじゅうざん しんこくじ) - 住所
- 〒297-0217 千葉県長生郡長柄町針ケ谷961
- 電話番号
- 0475-35-2567
住所 | :〒297-0217 千葉県長生郡長柄町針ケ谷961 |
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