光明寺【koumyou-ji】

光明寺 写真1

 建武2(1335)年4月4日の創立。
 大本山池上本門寺第3世であり、帝都弘通日像の兄弟である大経阿闍梨日輪が開山。
 南房総弘経の最初の道場。南総七本寺の一つとされる。

 日輪が掛錫の砌、天台宗 田中堂住持 智学坊を帰伏せしめ、山号寺号を改称。

 宝永2(1780)年の大火で焼失。本門寺末の中本寺で、君津市大鷲妙性寺、木更津市中島蓮照寺、廃寺になった大光院・本行院を末寺とし出開帳等を-々受け、京浜地区と密接な関係にあった。15・22・23・25・27・28・31世等は本堂の建立・改修・教線の拡張等に活躍。

 第33世日隆は、鐘楼堂・中門の移築、七面堂の新築、梵鐘を再鋳、本堂・客殿を新築。
 第34世日観は、庫裡・客殿新築。神奈川県藤沢市藤沢 日蓮宗本山龍口寺に晋山。
 第35世日英は、本堂新築。境内整備。参道整備。歴代廟建立。千葉県市川市真間 日蓮宗本山真間山弘法寺第81世に晋山。

 日英は、日蓮宗関東教区長・日蓮宗千葉県西部宗務所長時代に宗祖日蓮大聖人の臨滅度時ご本尊様よりお題目「南無妙法蓮華経」の染筆を写経する「御題目写経」を作製。日蓮大聖人の御魂に触れる写経として今日まで全国より感謝の声が寄せられている。

 現燈第36世石野晴朗 日齋は、境内整備と駐車場整備。永代供養墓建立。

 また、木更津市仏教会の事務局長として、10年にわたり活躍。毎年12月第2土曜日は、JR木更津駅前(みなと口・太田山口)で各宗派のご住職と一緒に、「歳末たすけあい募金」を主導。
 さらには平成23年3月11日発生の東日本大震災以降、木更津市仏教会にて、一周忌(真言宗豊山派新御堂寺)、第三回忌(真言宗豊山派長楽寺)、第七回忌(浄土宗撰擇寺)にての慰霊法要を執り行う中心となった。木更津の地から東北のあまたの物故者の慰霊と人々の安穏な暮らしの再興を祈る原動力として皆をまとめる。
 法要開催の折々に義捐金を募り、時に東北全体に、宮城・福島・岩手三県に、未来の子ども達へ役立てていただくように現地の機関に寄託し、東北の地から感謝の手紙が寄せられている。

 光明寺は、木更津市を代表する寺院で、本堂前庭には木更津市名木100選第一号の「舞鶴の松」と称する一老松の名木があり、必見の価値あり。

 また切られ与三郎の供養塔があり、多くのファンが香を手向けに参っているお寺でもある。

 毎月、8日 午前10時より境内 七面堂にて信行会を開催。
 毎月第一日曜日 午前 客殿にて 写経会を実施。
興味のある方は、是非お参りください。

光明寺 写真2
光明寺 写真3
七面堂と淨行菩薩堂(左)
光明寺 写真4
与三郎の墓
光明寺 写真5
薬医門
寺院名称
吉祥山 光明寺 
(きちじょうざん こうみょうじ)
住所
〒292-0067 千葉県木更津市中央1-3-5
電話番号
0438-22-3603
FAX番号
0438-22-2022

住所:〒292-0067 千葉県木更津市中央1-3-5
電話番号:0438-22-3603

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