2025年1月30日
市原市 本泰寺で法燈継承式
令和7年1月30日、市原市下野の本泰寺において法燈継承式(住職の交代式)が行われ、第44世 渡邉日祥上人が退任され、第45世 辻 慶純上人が就任しました。
当日は快晴で、檀信徒をはじめ近隣や有縁のご寺院約150人が参列されました。
第43世の辻 常慶上人は平成31年に遷化(せんげ=僧侶が逝去すること)されましたが、当時高校生だった辻 慶純上人が立派に成長して今回住職となったことで、お檀家の皆さんも若い新住職を大いに祝福されていました。
辻新住職は、「沢山の人に支えられながら住職となることができました。多くの方に恩返しをするつもりでこのお寺をしっかりと守っていきたい。未熟者ですが、檀家さんの皆様に寄り添いながら、自分も成長していきます」と力強く語りました。
2024年10月28日
日蓮大聖人経石塚・道善御房供養塚顕彰活動
10月28日(月)、日蓮大聖人のお師匠「道善御房」のお墓と伝わります君津市加名盛の日蓮大聖人経石塚・道善御房供養塚にて顕彰活動が執り行われました。
僧侶と宗務所管内のお檀家さんが参加され、加名盛祖師堂にて参加者全員でお経とお題目更には、日蓮大聖人が道善御房供養の為に述作されたとつたわる「報恩抄」の一部をお読み上げさせて頂き、その後西部宗務所で檀信徒の皆さんに勧めています「お題目写経」を管内各組より集め納経塔へ納めさせて頂きました。
参加者は、祖師堂より少し上に登りました所に建つ経石塚と供養塚へも参拝しお線香を手向け、日蓮大聖人の師匠に対する報恩の想いに馳せつつ、道善御房と日蓮大聖人のご遺徳を偲ばれました。
なお、宗務所では3月16日の道善御房の命日を「報恩の日」、顕彰碑建立開眼の日10月27日を「顕彰の日」と定めて君津市妙長寺様と共に日々のお守りに感謝を込めて報恩のお参りを行っています。
皆さんも菩提寺のお上人さんと是非ご参加、お参り下さい。
凛とした静寂の中にお経やお題目の声、団扇太鼓の音が響いて、心穏やかに非日常が体験出来るかと思います。
2024年10月23日
令和6年度 千葉教区檀信徒研修道場
本年は、10月23、24日に、鴨川市大本山清澄寺で開催され、檀信徒34名が参加しました。
研修は「お寺と行事」とされ、初日は千葉教区内4管区の布教師会会長が行事の由来と歴史について難しい仏教用語を分かりやすく、時にはユーモアを交えながら参加者へ講義が行われました。講義の合間には、なかなか体験の出来ない大人数での唱題行や清澄寺宝物館への見学をし、普段では触れることの出来ない宗門内でも貴重な宝物を見学する事が出来ました。
2日目は、前日の夜は、大雨でしたが不思議と旭が森まで登り終えた頃には雲も少なくなりご来光を遙拝し、お勤めの後、教区内4名の布教師会会長によるディスカッションが行なわれました。
ディスカッションは、初日の講義中に参加者がもった疑問・質問事項をまとめたものに回答する方式をとり、様々な角度からの疑問・質問に対して、4人の布教師会会長がお答えしました。
参加者には「信仰する心をこれからも大切にしていきたい。」「楽しく聞かせて頂いた。解りやすく学べた。」等の感想の述べる方がいた他に、「『法華経』の内容について更に知りたい。」「不受不施義について学びたい。」等の高い研鑽意欲を示す方もいらっしゃいました。
2024年10月4日
千葉教区布教講習会
令和6年10月4日、日蓮宗千葉教区(山本隆真教区長)主催、千葉県東部布教師会(張田富田会長)当番、の講習会が多古町本山日本寺において午後14時から開催され、千葉県内僧侶60人程が集まり、講師を長谷川雄一日蓮宗伝道部長が勤め、「いのちに合掌」の布教方針についていろいろな観点から説明を受け、熱心な聴講と質疑応答が行われました。
長谷川雄一日蓮宗伝道部長より、人間は生きていく上で止む無く、他の生物の「いのち」をいただいている。いただく「いのち」に感謝しなければならないと思います。
また、戦争や殺人事件。いじめや虐待・誹謗中傷。あらゆる面で尊い「いのち」が奪われているし、軽んじられてもいます。
「いのちに合掌」「いのち」の尊さを示し、「いのち」の重みを儀礼を通して、更には有難さを実感してもらう。「いのちを大切にする社会となれば社会が健全になり、個人が幸福になるのではないか」そのような布教活動が肝要と思います。
すべての「いのち」に仏性があり、仏様はすべての物事が仏になると説いている。
個々の幸せから世界中の幸せ、世界の平和のためにも「いのちに合掌」が大切なことであると布教の方針の説明がなされました。
2024年9月9日
関東ブロック連絡協議会
令和6年9月9日、ホテル日航成田を会場に「全国日蓮宗青年会関東ブロック連絡協議会千葉県東部大会」が行われ、千葉県西部青年会より8名の会員が参加しました。
代表者会議、全体会議、13管区による青年会の活動報告、意見交換会を通し、コロナ禍等を経て様変わりする世情の中、参加青年僧による忌憚のない話し合いが行われました。