2025年10月21日
日蓮大聖人経石塚並びに道善御房供養塚顕彰報恩活動
宗務所では3月16日の道善御房の命日を「報恩の日」、顕彰碑建立開眼の日10月27日を「顕彰の日」と定めて君津市妙長寺様と共に日々のお守りに感謝を込めて報恩のお参りを行っています。

今年は、祖山総登詣団参(28、29日)開催の都合にて、日にちを早め10月21日(火)、日蓮大聖人のお師匠「道善御房」のお墓と伝わります君津市加名盛の日蓮大聖人経石塚・道善御房供養塚にて顕彰報恩活動が執り行われました。

僧侶と宗務所管内のお檀家さん信徒さんが参加され、加名盛祖師堂にて参加者全員でお経とお題目更には、日蓮大聖人が道善御房供養の為に述作されたとつたわる「報恩抄」の一部をお読み上げさせて頂き、その後西部宗務所で檀信徒の皆さんに勧めています「お題目写経」を管内各組より集め納経塔へ納めさせて頂きました。

皆さんも菩提寺のお上人さんと是非ご参加、お参り下さい。
凛とした静寂の中にお経やお題目の声が響いて、心穏やかに非日常が体験出来るかと思います。
2025年10月16日
令和7年度 千葉教区檀信徒研修道場
10月15日、16日の1泊2日で、千葉教区(山本隆真教区長)主催の檀信徒研修道場が鴨川市 大本山清澄寺を会場に開催され、千葉県の4管区より檀信徒を代表して33人が研修道場に参加しました。

「死後の世界、人はなくなったらどうなるのか」というテーマにて、千葉教区4管区の各布教師会長が世界三大宗教で考えるそれぞれの死後について講演。
東部 張田富田布教師会長が仏教【浄土教】、西部 宮川了暢布教師会長がイスラム教、南部 蓑輪顕寿布教師会長が仏教【日蓮宗】、北部 瀬川観常布教師会長がキリスト教、を担当し、参加者は皆耳を傾けていました。
本年は、日々の生活では中々聞くことの出来ない各宗教のお話以外にも、清澄寺宝物殿の拝観や唱題行、旭が森で朝日に向かって読経唱題を体験するなど清澄寺ならではの修行をし、感銘を受けておられる方も多数おりました。

山本教区長から「今後の生活の指針となる研修となれば」と研修道場の意義が伝えられ、当番管区の南部宇野瑞正宗務所長からは「ここで学んだことを家庭や菩提寺に持ち帰って生活の中で活かし、共に手を合わせ、合わせて頂けるような日々の生活を送っていただきたい」と2日間の研修を終えたお檀家さん信徒さん(檀信徒)へ労いの言葉を共に述べられました。
2025年6月14日
3組地区統一信行会を開催
令和7年6月14日(土曜日)、3組地区(白子町、長生村、睦沢町、一宮町)の19ヶ寺にて茂原市本山 東身延藻原寺を会場に統一信行会を開催しました。
県内でも屈指の大きさを誇る大堂に僧侶、檀信徒(お檀家さん)の51名が参加。開会に先立ち千葉県西部宗務所長 山本隆真僧正より挨拶を頂き、茂原市墨田 妙源寺より本年5月7日に晋山(入寺)されました増田日優猊下からは御開帳と日蓮大聖人の大曼荼羅御本尊にまつわるお話を賜りました。

法要後には参加者は、川崎堯信執事長より鎌倉時代の藻原領主 齊藤遠江守兼綱公と墨田次郎時忠公の霊夢、そこから日蓮大聖人との出会いなどを伺い当時のお祖師様に想いを馳せながら聞き入っていました。

休憩後には、清興として落語の名跡 三代目古今亭圓菊師匠より「鰍沢」という演題【法華の信心の御蔭で身延詣での際に命に関わる難から免れたという噺】を公演頂き、ある参加者の方は、「信心の大切さの噺とは聞いていたが、笑いありのあっという間の1時間でした。まるで時代劇を観ているようで聞き入ってしまった。」と感想を述べていらっしゃいました。

2025年3月14日
道善御房第750遠忌報恩法要
日蓮大聖人は、約800程前に安房国小湊にてお生まれになり、清澄寺にて12歳出家得度されます。その際の御師範であります道善御房がお亡くなりになられてから750年が経ちました。
西部宗務所では道善御房のお墓と伝わります加名盛の地にお堂を立て読経や管理をされている君津市妙長寺様主催にて記念報恩法要を執り行い、お檀家さんと僧侶約50名が集まりご遺徳を偲ばれました。
午前10時より妙長寺客殿にて身延山大学講師、京都府妙谷寺住職庵谷行遠先生による「宗祖御師範道善房聖人について」のご講演を頂き、あまり解明のできていないその人間像に迫るお話を頂き、その後に法要を営みました。

昼食休憩をはさみ、午後からはお墓のあります加名盛の祖師堂で読経と和讃奉唱の後、供養塚(お墓)へお線香をお供えし、日蓮大聖人の御師範に想いを巡らせながら参拝を致しました。


2025年2月14日
宗務所新年研修会
去る令和6年2月14日(金)、宗務所主催の新年研修会が開催され本山藻原寺へ僧侶が約20名程集まりました。
講師先生には、身延山大学教授 池上要靖先生をお迎えし「法要式の解釈」をテーマに講演頂き、勉強会を行いました。

今一度、原点に立ち返り法要の要「仏事・法要儀礼」とは何か、心構えや解釈を学び直し、実りある勉強会となりました。

















