2024年12月4日
声明師会 沙弥研修会
2024年11月5日
第29回 厳島神社 千畳閣 法華経読誦施餓鬼法要
令和6年11月5日(火)厳島神社千畳閣にて法華経読誦施餓鬼法要が
日蓮宗声明師会連合会有志と、広島県管内の日蓮宗僧侶、更に厳島神社関係者の協力により行われました。
千葉県西部声明師会として3名出仕いたしました。
厳島神社千畳閣は、天正15年(1587年)、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。
島内では最も大きな木造建築物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。
秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られておらず、未完成のままの状態で現在に至っています。千畳閣の本尊は釈迦如来座像でしたが明治初年の神仏分離令のため大願寺へ遷されて千畳閣自体は厳島神社の末社の豊国神社となっております。
法華経読誦施餓鬼法要は、平成7年当時、声明導師である早水日秀師、声明師連合会会長である南條孝仁師をはじめとする講師陣が厳島神社を参詣したことに始まり、平清盛が一門の平安を願って法華経28品を含む写経33巻を納経した厳島神社。そして、豊臣秀吉が千僧供養を発願しものの、未完のままの千畳閣。そこに訪れた一行の胸に、「この地で法華経を読みたい」という想いから始まりました。
当日は、50名以上の全国の声明師が出仕しました。
たくさんの方々が参列し、思い思い手を合わせておりました。
2024年7月31日
声明師会 特別研修会
令和6年7月31日
西部声明師会により、特別研修会が行われました。
「声明(しょうみょう)」とは、仏教の儀式や法要で僧侶が唱える仏教声楽で、
仏さまや菩薩さまの教えや徳を讃えるお経にリズムをつけ朗唱するものですが、鳴物や打物がありとても華やかです。
特別研修では、 宗定法要式の理念や声明の実唱、坐作進退(ざさしんたい)・式具作法(しきぐさほう)
『法具の取り扱い方や歩き方、座り方等の僧侶としての振るまい』
などや法要儀式全般にわたって研鑚を積みます。
2023年6月18日
身延山久遠寺開創750年記念慶讃大法要
日蓮大聖人が身延山に入られてから750年を祝うため6月12日から18日にかけ開催され、身延山久遠寺開創750年記念慶讃法要を多彩な法要やイベントを催されました。
12日より弦楽アンサンブルやクラシックコンサートが本堂にて行われ、特に6月18日までに修法(御祈禱)や声明などの法要が6座、約650名のもの僧侶が出仕、お檀家さん、信徒さん延べ5000人が参列し、法華経、日蓮大聖人の教えと身延山の歴史を讃え、自身の信仰を深めました。
御草庵(日蓮大聖人の過ごされた庵)での法要では、大聖人が入山1ヶ月後の御自筆された大曼荼羅ご本尊が奉安され、茂原市本山藻原寺より750年ぶりに里帰りを果たしました。
千葉県西部管区よりは、各法要へ修法師4名、声明師1名、壱部経読誦会9名の僧侶が参加出仕しました。
これからも身延山久遠寺は、日蓮大聖人棲神の地として多くの人々にとって大切な霊場として、その伝統と信仰の地として護られ法華経との縁ある人々の信仰生活において大きな意味を持つものとなったに違いありません。
2023年2月22日
法儀聲明講習会
令和5年2月22日、木更津市光明寺にて日蓮宗千葉県西部聲明師会主催による法儀聲明講習会が行われた。
「華道を学ぶ-生け花の基礎を知る-」の題のもと、講師に宏道流8代家元 梨雲斎 望月義瑄(ぎせん)先生をお招きし、管内教師、寺庭婦人26名が参加した。
日本独特の伝統的芸術である華道。四季折々の花や草木の魅力を楽しむことや、生け花が私たちに与えるちから、人をもてなす精神として花をいけることなど、敷居が高いと思われがちな生け花の魅力を講演していただいた。
講義の後半では有志参加の技能検定が行われ、参加者が思い思いに生け花を実演、望月先生より直接ご指導・講評を頂いた。