2016年11月20日

歳末助け合い募金

社教会(山津顕什会長)は、11月12日午後6時より、日蓮宗千葉県西部檀信徒協議会(管内111の各寺院結社の檀信徒代表の組織)と寺庭婦人会(じていふじんかい)の協力のもと12名で、歳末助け合い募金活動を、茂原市茂原 日蓮宗本山藻原寺(持田日勇貫首)の御会式に併せ、境内にて行った。

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当日には、7ケ寺からの万灯奉納が行われ、参拝客、万灯講に参加した人々から募金を頂いた。
集められた41,500円は、日蓮宗あんのん基金に寄託された。

 市原地区・四組五組寺院連合主催による護法統一信行会が10月29日、市原市・光徳寺(宮川了暢住職)を会場に開催され、僧侶、檀信徒70人が参加した。

 参加者は、千葉県西部謹製のお題目写経を行った後、土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)から、長年光徳寺の総代を務められている中村眞司氏に感謝状が手渡された。

 その後、宮川住職を導師にお会式法要が執り行われ、法要中、檀信徒を代表し、光徳寺の塙善一郎総代から誓願文が読み上げられた。

 法要後、土井所長が「一心にお題目をお唱えしていただきたい。必ずや諸天善神がお護りいただけることは、間違いないことです。そして心を込めてお題目をお唱えすることを多くの方へ勧めていただきたい」と挨拶した。また、宮川住職が、「常に慈しみの心を持っていた日蓮聖人は私たちにとって大きな誇りです」と熱く語った。

 最後に、噺家の柳家蝠よしさんの落語が披露され和やかな雰囲気の中、閉会となった。参加者からは、「500羅漢像が有名な由緒あるお寺にお参りして、厳粛な法要、人間味あふれる宮川住職の話を聞き、充実した時を過ごすことが出来た」との声が聞かれた。

 平成28年9月28日(水)、草堂寺蔵経楼(中国西安)で蔵経楼開堂一周年記念法華経一部読誦法要が持田日勇貫首(国際仏教親交会会長・本山藻原寺)を導師に厳修された。

 日蓮宗は昭和55年から訪中団を派遣して中国仏教協会との交流を深めてきた。鳩摩羅什三蔵法師の舎利塔がある草堂寺発見後には、羅什三蔵法師遺跡顕彰会を発足させ、羅什三蔵法師御尊像開眼法要を金子日威管長導師のもと厳修し、羅什三蔵法師記念堂を建立して奉安した。更には法華経二十八品の経石碑を建立し、法華経を含め全世界に現存する羅什三蔵法師の翻訳した経典を収蔵する蔵経楼を建設して、中国初の一尊四士本尊を奉安するに至った。

 今回の法要では千葉県西部宗務所管内法華経一部経読誦会を中心とする日蓮宗僧侶17名が、法華経一部八巻を読誦して草堂寺蔵経楼開堂一周年を慶讃し、遺跡顕彰に貢献された先師の増円妙道を祈った。

 前日には西安市内の大慈恩寺で食事会が開かれ、増勤法師(大慈恩寺住職)と陜西省宗教局の李暁建局長も同席し歓迎を受けた。持田貫首は「日本の仏教は未だに鳩摩羅什が訳した中国語の仏典でお経をあげています。ここが我々の読んでいる法華経の故郷だと思っている。今後とも日中の仏教が固い絆になることを心から願っています。」と謝辞し、三泊四日の法華経読誦の旅は終了した。

 平成28年10月27日(木)、君津市妙長寺(山田妙真住職)及び加名盛日蓮大聖人経石塚にて、日蓮大聖人経石塚・道善御坊供養塚報恩法要を厳修した。

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 今年は平成18年に顕彰碑が落成されて10年の節目に当たる。今回は管内教師と妙長寺、正蓮寺(市原市)、妙法寺(白子町)、本円寺(長南町)の檀信徒と合わせて37名が参加した。

 まず妙長寺で千葉県西部謹製のお題目写経を書写した後、妙長寺本堂にて土井所長(長生村・法輪寺住職)を導師に報恩法要を行った。山田住職は「10年間途切れることなく皆様がお参りに来て下さるのが励みです。全国の皆様に知っていただける様に精進いたします。」と謝辞した。

 その後に加名盛経石塚へ移動し、午後2時30分より祖師堂前にて参加者全員で報恩抄の一節を参加者全員で拝読し、いのりの日や各組の統一信行で行ったお題目写経を参加者全員で顕彰碑に納経した。

 最後に土井所長は「この加名盛は宗門史跡にも劣らない霊跡だと思っています。大勢の皆様にお参りしていただく為に宗務所は援助をしていきたい。」と述べた。

10月22日、1組2組(茂原市・長柄町・長南町)地区寺院連合会主催の地区統一信行会「信行の集い」が大網白里市の日蓮宗本山正法寺(畠山日慶貫首)で開催され、僧侶檀信徒60人が参加した。
開会式の後、畠山貫首を導師に厳粛ある御開帳法要が執り行われた。法要中、初めに行った参加者の御題目写経を日蓮宗千葉県西部檀信徒協議会理事 山形俊男氏が御宝前に奉安した。書写された御題目写経は、後日、君津市加名盛 日蓮大聖人經塚 並 道善御房供養塚の納経塔に納める予定となっている。
ご親教では畠山貫首が「凡仏一如(ぼんぶついちにょ)」という言葉に触れ「お互い凡夫であればいがみあうが、片方が仏の心を持てば喧嘩は避けられる。それがわかるようになり、仏力を高める信行は、まさに今日である」と説いた。
次いで宮川了暢師(市原市光德寺住職)が会場の前身である小西檀林について法話を行った。その中で自身の信仰のあり方や千葉県に多くの檀林がある背景について話した。
参加者は、信行を多いに深め、感謝のお題目を家庭でも続けてゆきたいと散会した。

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