2017年9月16日
日蓮宗所属奉告式 並 成就寺法燈継承式
木更津市成就寺で9月9日、さわやかな晴天の中、成就寺(じょうじゅじ)・立源寺(りゅうげんじ)日蓮宗所属奉告式 並びに 成就寺法燈継承式(ほうとうけいしょうしき)が営まれ、僧侶檀信徒約250人が参列した。
法要に先立ち、日蓮聖人ご入滅の霊場である 東京都大田区池上 本睦会(ほんむつみかい)の万灯講(まんどうこう)30人と 地域のお稚児さん21名と保護者に導かれるように 両寺総代、式衆僧侶、新住職、そして世話人檀信徒、地域の住民による行列が、午前10時30分に、木更津市光明寺(石野晴朗住職)を出発。
木更津駅前から みまち通りを万灯行列の大人纏、子供纏が舞い、賑やかな音を鳴り響かせ、天の童たる可愛いお稚児さん達とともに練り歩き成就寺へ到着。本堂前にて 子ども達の健児育成祈願のご祈祷がなされ、万灯講の舞が奉納された。
午後1時より雅楽が奏でられる中、法要が行われ、式中、小林順光日蓮宗宗務総長より、日蓮宗所属承認書が、木村順静師(袖ヶ浦市・立源寺住職)と木村順誠師(成就寺住職)に下付された。
次に土井了真千葉県西部宗務所長より住職の認証書が授与された。
引き続き、第五十世木村順静師が佛さま日蓮聖人、歴代のご住職に退任の奉告を申し上げた後、前住職として新住職に、法華経一部、大過去帳、払子が法燈の継承の証として手渡された。
次いで新住職第五十一世木村順誠師が、力強く日蓮宗所属と入寺を告げる奉告文を読み上げた。
順誠新住職は謝辞で「法燈を継承する責任の重さをしかと受け止め、過去より受け継ぎ来った御心、現在皆様よりの御支援御教導のあたたかき御心を懸命に受け持ちながら、次なる世代にお渡しできるよう精進致します」と述べた。