2018年12月25日
修養道場同窓会(しゅうようどうじょう どうそうかい)
日蓮宗千葉県西部青年会(会長・山本典征 市原市 行福寺住職)は、12月16日(日)に修養道場同窓会(しゅうようどうじょう どうそうかい)を日蓮宗本山茂原市茂原 藻原寺(持田日勇貫首)で開催し、青年会会員・修養道場生・保護者20名が参加した。
この企画は夏の修養道場に参加した子どもだけでなく、その友人や親子参加型で毎年開催している。
今回は宗祖降誕800年記念事業・青少幼年サミット主催の「お坊さんと一緒に社会貢献」に則り、「親子でやろう!ボランティア活動!」と題して保護者同伴で地域の清掃活動を行った。
午後1時に藻原寺の仏殿(ぶつでん 本堂に該当する建物)に集合し、藻原寺を出発。茂原市役所周辺から茂原公園を通って約1キロの道のりを1時間かけて清掃した。一見きれいに見えていても、タバコの吸い殻や紙くずなどの細かいゴミが落ちていて、到着時には用意したゴミ袋がいっぱいになっていた。通行人から「ご苦労様」「ありがとう」等の声を掛けられ、一層やる気が出る子どもの姿が目立った。
参加者は少人数ではあったが、親子や気の合う仲間との自由な環境の中で行う清掃活動は、学校行事とは一味違う体験となった様子。
藻原寺到着後は写経やレクリエーションを行い、本年行った第37回少年少女夏季修養道場(7月25~27日)を撮影・編集したDVD(青年会作成)を鑑賞。
保護者は、「夏季修養道場中の子ども達の様子が見ることができて、とても安心しました」「次回も是非参加させたい」「参加させて良かった」と喜ばしいお言葉がスタッフに寄せられた。
子ども達は来年の夏に再会出来る日を楽しみに お別れを惜しみながら午後4時30分 家路についた。
2018年12月11日
3組 長生郡長生村・大法寺 新本堂落慶
長生郡長生村・大法寺(高津養昌住職)で12月2日午前11時より、日蓮大聖人御降誕800年慶讃報恩事業「本堂落慶奉告式」を行い、僧侶・檀信徒90人が新たな本堂完成を慶び参列した。
奉告式では、高津住職を導師に、また修法導師に吉野了廣修法師会長(長生村・本養寺住職)と、管内並び法縁僧侶の出仕で営まれた。
御本尊様、歴代住職に事業の完成をお伝えされる「奉告文(ほうこくぶん・ぶこくもん)」では、本堂は文化4年(1807年)に焼失し再建され、修繕を重ねるも時代の流れとともに老朽化に伴い本堂再建を発願。
平成23年4月に第1回建築委員会会議が行われ、翌年3月の檀信徒総会と、度重なる建築委員会会議を経て、異体同心にして、今日の本堂落慶に至ることを仏祖三宝に奉告した。
そして、土井了真宗務所長(同村・法輪寺住職)より管長表彰が高津住職と檀信徒を代表して石塚芳光筆頭総代に贈られ、宗務総長表彰が麻生佳秋建設委員長はじめ各建設委員に贈られ、建築関係者には高津住職が感謝状を贈った。
次いで、日蓮宗 本山東身延 持田日勇藻原寺貫首、土井宗務所長、小高陽一長生村村長が祝辞を述べた。
最後に高津住職が謝辞、麻生建設委員長が事業経過の報告と御礼の挨拶をした。