檀信徒青年会(大網健益会長:市原市正蓮寺檀徒)は12月2日・3日、鴨川市大本山清澄寺(齊藤日敬別当)にて檀信徒青年会研修会を開催し、僧侶・檀信徒9名が参加した。檀信徒青年会はコロナ禍で活動を休止していたが、その間に会長が代わり、最初の活動となった。
今回の研修会は「みんなで学ぶ舎(いえ)」と命名し、僧侶・檀信徒共に学び続けることをテーマとした。髙鍋隆盛専任布教師が「仏さまの伝えたいこと」をテーマに、なぜお釈迦様の教えやお題目なのかを解説した。さらに唱題行、御題目写経の書写行、ご来光遥拝、朝勤参列などの仏道修行を行った。

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また大網会長を座長に「檀信徒青年会の役割とは」をテーマに座談会を開き、全国の檀信徒青年会活動や管内寺院の活動現状を報告した。僧侶の想い、檀信徒の想いを意見交換し「寺離れ」や自分の子供たちへの信仰継承という現状課題を考えた。

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懇親会では自身の体調をはじめとする将来や地域の諸問題など日々不安に思っていること、さらに各寺院の活動に関し意見を交換し、少人数であった参加者は、収穫が多かったと活動の継続に期待の声を寄せて研修を終えた。

令和5年4月28日~29日、第29回目となる「いのりの日」が開催されました。千葉県西部宗務所管内の僧侶・檀信徒169名で、山梨県の波木井山 円実寺ならびに、日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ一泊二日で団参いたしました。

今年は鎌倉時代に日蓮聖人が身延山を開かれてから750周年です。千葉県西部管区として、その記念の年を慶讃する法要を、久遠寺本堂にて行ったのです。

初日に波木井山円実寺を参拝させていただきました。このお寺は日蓮聖人を身延山にお招きされた波木井実長公の居城がお寺になったものです。

その後身延山へ移動し、日蓮聖人のお墓(祖廟)にお参り。

2日目は早朝の久遠寺の朝のお勤めに参列したあと、身延山執事の方の法話をいただきました。

そして、「身延山開創750年 千葉県西部管区慶讃音楽大法要」を、総本山の本堂にて大々的に厳修しました。

宗務所長が導師を勤め、約30名の僧侶と130名を超える檀信徒が一体となって、千葉県西部管区として日蓮聖人へ報恩の誠を捧げることができました。

式中には、檀信徒協議会の代表の方々により、いのりの日参加者全員のお題目写経も御宝前に奉奠(ほうてん)もいたしました。

参加いただいた檀信徒のみなさま、ありがとうございました。大変意義深い慶讃法要になったと思います。

千葉県西部宗務所(山本隆真所長/市原市光福寺住職)では、土井了真宗務所長時代、檀信徒協議会との共催により、「東日本大震災復興支援 慰霊団参」を毎年実施していました。

その活動の一環として、桜の苗木を約700本寄贈するとともに、被災地との絆を結ぶ桜植樹を岩手県大槻町の蓮乗寺さまにて行っています(第6回慰霊団参の記事はこちら)。

このたび、蓮乗寺さまより、そのしだれ桜が開花したとご連絡を頂きました。蓮乗寺さま、ありがとうございます。

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10本のうち、3本が今年開花したそうです。

これを励みに、引き続き復興支援活動に取り組んで参りたいと思います。

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