2020年12月20日
日蓮聖人経塚・道善御房供養塚顕彰
令和2年10月2日(金)
妙長寺奥の院(君津市加名盛)に於いて日蓮大聖人経塚並びに道善御房供養塚顕彰報恩活動が厳修された。
近年はコロナウイルスの感染状況で中止する行事が多い。しかし、コロナウイルス感染予防のため開催中止するのではなく「少数でも顕彰の継続を」との提言により、内容を縮小し、各自昼食後の現地集合として行われた。
当日の参加者は、宗祖御在世の頃より経塚と供養塚を守り続けてきた本吉家の方々9名に加え、管内僧侶22名が参加し、総勢31名にて山本隆真宗務所長の導師の元に厳修された。
その他に、秋晴れの空の下、法要に先立ち清掃奉仕が行われ祖師堂、道善御房供養塚、顕彰碑、題目塔、納経塔などを丁寧に磨き上げた後、法要を行った。
法要後、管内各所の信行会に於いて檀信徒の写経したお題目写経と妙長寺の山田妙真住職がコロナウイルス得度退散を祈って写経した420枚のお題目写経を納経塔へ納経した。
最後は参加者全員で加名盛山頂の道善御房供養塚に参拝して解散となった。
今回の行事は毎年3月と10月に行われているが、昨年10月は台風15号による倒木被害により中止、今年3月はコロナ禍の為中止であった。実に1年半ぶりの行事に、改めて顕彰していく大切さを感じた。