2016年11月18日
市原地区護法統一信行会
市原地区・四組五組寺院連合主催による護法統一信行会が10月29日、市原市・光徳寺(宮川了暢住職)を会場に開催され、僧侶、檀信徒70人が参加した。

参加者は、千葉県西部謹製のお題目写経を行った後、土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)から、長年光徳寺の総代を務められている中村眞司氏に感謝状が手渡された。
その後、宮川住職を導師にお会式法要が執り行われ、法要中、檀信徒を代表し、光徳寺の塙善一郎総代から誓願文が読み上げられた。

法要後、土井所長が「一心にお題目をお唱えしていただきたい。必ずや諸天善神がお護りいただけることは、間違いないことです。そして心を込めてお題目をお唱えすることを多くの方へ勧めていただきたい」と挨拶した。また、宮川住職が、「常に慈しみの心を持っていた日蓮聖人は私たちにとって大きな誇りです」と熱く語った。

最後に、噺家の柳家蝠よしさんの落語が披露され和やかな雰囲気の中、閉会となった。参加者からは、「500羅漢像が有名な由緒あるお寺にお参りして、厳粛な法要、人間味あふれる宮川住職の話を聞き、充実した時を過ごすことが出来た」との声が聞かれた。
2016年11月18日
日蓮大聖人経石塚・道善御坊供養塚報恩法要
平成28年10月27日(木)、君津市妙長寺(山田妙真住職)及び加名盛日蓮大聖人経石塚にて、日蓮大聖人経石塚・道善御坊供養塚報恩法要を厳修した。

今年は平成18年に顕彰碑が落成されて10年の節目に当たる。今回は管内教師と妙長寺、正蓮寺(市原市)、妙法寺(白子町)、本円寺(長南町)の檀信徒と合わせて37名が参加した。
まず妙長寺で千葉県西部謹製のお題目写経を書写した後、妙長寺本堂にて土井所長(長生村・法輪寺住職)を導師に報恩法要を行った。山田住職は「10年間途切れることなく皆様がお参りに来て下さるのが励みです。全国の皆様に知っていただける様に精進いたします。」と謝辞した。

その後に加名盛経石塚へ移動し、午後2時30分より祖師堂前にて参加者全員で報恩抄の一節を参加者全員で拝読し、いのりの日や各組の統一信行で行ったお題目写経を参加者全員で顕彰碑に納経した。

最後に土井所長は「この加名盛は宗門史跡にも劣らない霊跡だと思っています。大勢の皆様にお参りしていただく為に宗務所は援助をしていきたい。」と述べた。
2016年11月6日
1組2組「信行の集い」
10月22日、1組2組(茂原市・長柄町・長南町)地区寺院連合会主催の地区統一信行会「信行の集い」が大網白里市の日蓮宗本山正法寺(畠山日慶貫首)で開催され、僧侶檀信徒60人が参加した。
開会式の後、畠山貫首を導師に厳粛ある御開帳法要が執り行われた。法要中、初めに行った参加者の御題目写経を日蓮宗千葉県西部檀信徒協議会理事 山形俊男氏が御宝前に奉安した。書写された御題目写経は、後日、君津市加名盛 日蓮大聖人經塚 並 道善御房供養塚の納経塔に納める予定となっている。
ご親教では畠山貫首が「凡仏一如(ぼんぶついちにょ)」という言葉に触れ「お互い凡夫であればいがみあうが、片方が仏の心を持てば喧嘩は避けられる。それがわかるようになり、仏力を高める信行は、まさに今日である」と説いた。
次いで宮川了暢師(市原市光德寺住職)が会場の前身である小西檀林について法話を行った。その中で自身の信仰のあり方や千葉県に多くの檀林がある背景について話した。
参加者は、信行を多いに深め、感謝のお題目を家庭でも続けてゆきたいと散会した。
2016年7月5日
3組「信行の集い」
3組寺院(白子町・睦沢町・一宮町・長生村地区の日蓮宗寺院19ヶ寺)では、6月4日~5日、地区統一信行会(ちくとういつしんぎょうかい)として山梨県日蓮宗総本山身延山久遠寺 並びに山梨県七面山への信行団参(しんぎょうだんさん)を行い、僧侶・檀信徒50名が参加しました。

この団参は、法華経信仰者の守護神である七面大明神のご縁を頂き日々の信仰生活をお守りいただくよう、オリンピック開催の年に合わせ4年に一度行っています。

七面大明神の右手に持つ鍵は宝蔵をひらく鍵であり、同時に私達自身の覚りの心をひらく鍵であるといわれています。
今回、第1グループは、七面山登詣組として長生村本郷 法輪寺住職・土井了真師を団長とする30名。第2グループは、日蓮宗総本山身延山久遠寺参拝組として長生村小泉 東泉寺住職・内山善行師を副団長として20名で行った。

初めに身延山久遠寺祖師堂にて御開帳を受け、大本堂に移動し開会式。土井団長より「身延山は日蓮聖人の精神の生きるお山であり、2日間の統一信行会と云う修行の場を通じて、心身共にリフレッシュして頂き、今後の信行生活の中で良い思い出となるよう励んで頂きたい。またこの身延山で多くの千葉県出身の学生が行学の二道に精進しているので、見守っていただきたい。」と挨拶をいただいた。引き続き、1989メートルの七面山登詣組と身延山参拝組に別れた。

七面山登詣組では、事前に参加者が写経した千葉県西部謹製『御題目写経』を持ち、登山口にて土井団長を導師に登山安全祈願をして登詣。山頂の敬慎院(けいしんいん)で御開帳の後、夜のお勤めに参列し、千葉県西部謹製御題目写経を納経した。
2日目早朝一同無事に下山した。
身延山参拝組では、ロープウェイにて日蓮聖人が故郷房総の地をご両親を思われた、思親閣(ししんかく)を参拝。続いて山梨県南巨摩郡富士川町小室の日蓮宗本山妙法寺を参拝。2日目は久遠寺の朝のお勤めに参列し、日蓮聖人のお墓である御廟所を参拝。引き続き常唱殿(じょうしょうでん)にて唱題行(しょうだいぎょう)を行い、七面山登山口にて一同合流。
参加者は、それぞれに信仰を深められ、家族にこの感動を伝えたい、お仏壇でご先祖に御題目の功徳を早く届けたいとし感謝の帰路の途についた。
2016年6月26日
6組「信行の集い」
木更津市・富津市・君津市各地区6組寺院連合会(日蓮宗寺院17カ寺)による 第34回「信行の集い」を6月11日に、木更津市徳壽寺(藤岡教泰住職)にて開催し、檀信徒70名が参加した。
午後1時半よりお題目・南無妙法蓮華経が染め抜かれた信行旗を各寺檀家代表者が手に持ち、お題目を唱えながら行進。引き続いて開会式では、土井了真宗務所長(長生村法輪寺住職)より、徳壽寺総代勤続50年以上の大塚厚氏に日蓮宗より二級法労章が授与された。

午後2時より、世界平和祈願法要を、藤岡住職を修法導師に営まれた。
法要後、田澤裕泰師(茂原市妙弘寺修徒)より、荒行堂での修行に基づいた法話があり、今ある生のありがたさを、感じ取ることの大切さが説かれた。
その後、落語家の柳家蝠よし師匠による古典落語『転失気』『元犬』が演じられた。
参加者の一人から「力強い御祈祷に、荒行を経験されたお上人のありがたい法話、そして楽しい落語と、とても内容の濃い行事でした。ぜひまた参加したい」との声が寄せられた。
また、当日の参加者に、宗務所より、千葉教区特別版が配布された。


















