2024年10月4日
千葉教区布教講習会
令和6年10月4日、日蓮宗千葉教区(山本隆真教区長)主催、千葉県東部布教師会(張田富田会長)当番、の講習会が多古町本山日本寺において午後14時から開催され、千葉県内僧侶60人程が集まり、講師を長谷川雄一日蓮宗伝道部長が勤め、「いのちに合掌」の布教方針についていろいろな観点から説明を受け、熱心な聴講と質疑応答が行われました。

長谷川雄一日蓮宗伝道部長より、人間は生きていく上で止む無く、他の生物の「いのち」をいただいている。いただく「いのち」に感謝しなければならないと思います。
また、戦争や殺人事件。いじめや虐待・誹謗中傷。あらゆる面で尊い「いのち」が奪われているし、軽んじられてもいます。
「いのちに合掌」「いのち」の尊さを示し、「いのち」の重みを儀礼を通して、更には有難さを実感してもらう。「いのちを大切にする社会となれば社会が健全になり、個人が幸福になるのではないか」そのような布教活動が肝要と思います。
すべての「いのち」に仏性があり、仏様はすべての物事が仏になると説いている。
個々の幸せから世界中の幸せ、世界の平和のためにも「いのちに合掌」が大切なことであると布教の方針の説明がなされました。

















