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2024年11月19日

市原地区統一信行

令和6年11月19日(火)、市原地区寺院24ヶ寺合同による統一信行が、市原市八幡 泰廣山 圓頓寺(=山津顕什住職)において開催されました。
「統一信行」は、その地域の寺院とそれぞれのお寺の檀信徒の皆さんが合同で行う信行会であり、今回は日蓮宗の宗祖日蓮聖人のご命日法要である「御会式」に合わせて法要を行いました。

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秋晴れの快晴の中、市原市内より約60人の僧侶・檀信徒が集まってくれました。
法要では雅楽の演奏がされる中、山津顕什住職が導師となり、日蓮聖人への御報恩法要を執り行うことができました。

法要後は、茂原妙弘寺田澤裕泰住職の法話や春風亭昇也師匠が落語を披露して下さいました。

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令和6年11月5日(火)厳島神社千畳閣にて法華経読誦施餓鬼法要が

日蓮宗声明師会連合会有志と、広島県管内の日蓮宗僧侶、更に厳島神社関係者の協力により行われました。

千葉県西部声明師会として3名出仕いたしました。

厳島神社千畳閣は、天正15年(1587年)、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。
島内では最も大きな木造建築物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。
秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られておらず、未完成のままの状態で現在に至っています。千畳閣の本尊は釈迦如来座像でしたが明治初年の神仏分離令のため大願寺へ遷されて千畳閣自体は厳島神社の末社の豊国神社となっております。

法華経読誦施餓鬼法要は、平成7年当時、声明導師である早水日秀師、声明師連合会会長である南條孝仁師をはじめとする講師陣が厳島神社を参詣したことに始まり、平清盛が一門の平安を願って法華経28品を含む写経33巻を納経した厳島神社。そして、豊臣秀吉が千僧供養を発願しものの、未完のままの千畳閣。そこに訪れた一行の胸に、「この地で法華経を読みたい」という想いから始まりました。

当日は、50名以上の全国の声明師が出仕しました。

たくさんの方々が参列し、思い思い手を合わせておりました。

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10月28日(月)、日蓮大聖人のお師匠「道善御房」のお墓と伝わります君津市加名盛の日蓮大聖人経石塚・道善御房供養塚にて顕彰活動が執り行われました。

加名盛祖師堂

僧侶と宗務所管内のお檀家さんが参加され、加名盛祖師堂にて参加者全員でお経とお題目更には、日蓮大聖人が道善御房供養の為に述作されたとつたわる「報恩抄」の一部をお読み上げさせて頂き、その後西部宗務所で檀信徒の皆さんに勧めています「お題目写経」を管内各組より集め納経塔へ納めさせて頂きました。

加名盛納経塔

参加者は、祖師堂より少し上に登りました所に建つ経石塚と供養塚へも参拝しお線香を手向け、日蓮大聖人の師匠に対する報恩の想いに馳せつつ、道善御房と日蓮大聖人のご遺徳を偲ばれました。

なお、宗務所では3月16日の道善御房の命日を「報恩の日」、顕彰碑建立開眼の日10月27日を「顕彰の日」と定めて君津市妙長寺様と共に日々のお守りに感謝を込めて報恩のお参りを行っています。

皆さんも菩提寺のお上人さんと是非ご参加、お参り下さい。

凛とした静寂の中にお経やお題目の声、団扇太鼓の音が響いて、心穏やかに非日常が体験出来るかと思います。

本年は、10月23、24日に、鴨川市大本山清澄寺で開催され、檀信徒34名が参加しました。

檀信徒研修道場

 研修は「お寺と行事」とされ、初日は千葉教区内4管区の布教師会会長が行事の由来と歴史について難しい仏教用語を分かりやすく、時にはユーモアを交えながら参加者へ講義が行われました。講義の合間には、なかなか体験の出来ない大人数での唱題行や清澄寺宝物館への見学をし、普段では触れることの出来ない宗門内でも貴重な宝物を見学する事が出来ました。

 2日目は、前日の夜は、大雨でしたが不思議と旭が森まで登り終えた頃には雲も少なくなりご来光を遙拝し、お勤めの後、教区内4名の布教師会会長によるディスカッションが行なわれました。

 ディスカッションは、初日の講義中に参加者がもった疑問・質問事項をまとめたものに回答する方式をとり、様々な角度からの疑問・質問に対して、4人の布教師会会長がお答えしました。

 参加者には「信仰する心をこれからも大切にしていきたい。」「楽しく聞かせて頂いた。解りやすく学べた。」等の感想の述べる方がいた他に、「『法華経』の内容について更に知りたい。」「不受不施義について学びたい。」等の高い研鑽意欲を示す方もいらっしゃいました。

2024年10月4日

千葉教区布教講習会

令和6年10月4日、日蓮宗千葉教区(山本隆真教区長)主催、千葉県東部布教師会(張田富田会長)当番、の講習会が多古町本山日本寺において午後14時から開催され、千葉県内僧侶60人程が集まり、講師を長谷川雄一日蓮宗伝道部長が勤め、「いのちに合掌」の布教方針についていろいろな観点から説明を受け、熱心な聴講と質疑応答が行われました。

千葉教区布教講習会

長谷川雄一日蓮宗伝道部長より、人間は生きていく上で止む無く、他の生物の「いのち」をいただいている。いただく「いのち」に感謝しなければならないと思います。

また、戦争や殺人事件。いじめや虐待・誹謗中傷。あらゆる面で尊い「いのち」が奪われているし、軽んじられてもいます。

「いのちに合掌」「いのち」の尊さを示し、「いのち」の重みを儀礼を通して、更には有難さを実感してもらう。「いのちを大切にする社会となれば社会が健全になり、個人が幸福になるのではないか」そのような布教活動が肝要と思います。

すべての「いのち」に仏性があり、仏様はすべての物事が仏になると説いている。

個々の幸せから世界中の幸せ、世界の平和のためにも「いのちに合掌」が大切なことであると布教の方針の説明がなされました。

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