2017年10月3日
第36回少年少女夏季修養道場

千葉県西部青年会(増田寶雲会長 茂原市妙樂寺住職)主催の第36回少年少女夏季修養道場が、身延山久遠寺研修道場を会場に7月26日(水)~28日(金)の二泊三日の日程で「お坊さんと遊ぼう」をテーマに道場生39名とスタッフ22名の総勢61名で行われました。
1日目は朝6時半に茂原市を出発し、11時に身延山に到着。昼食を挟んで仏前作法の講習が行われ開場式へと移りました。慣れない正座に苦戦しながらも、子供たちは力強い唱題を響かせました。
増田会長は読経後の挨拶で「修養道場は遊びと学びが両方あります。仲良く遊んで学んで下さい」と語り、続いて土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)が挨拶し、自身の好きな相撲にたとえ、「どんどん前に出ていく人生を目指してもらいたい」と話しました。
その後に身延山久遠寺へと移動し、かつて修養道場を経験し、昨年から身延山在院生として修行されている三橋正輝君(白子町・妙法寺寺族)の諸堂案内を受けました。夕食後には研修道場で唱題行が行われ、午後九時に就寝しました。
2日目は午前4時半に起床し、久遠寺の朝勤に参列。その後に御廟所を参拝して研修道場に戻り朝勤を行いました。午前中は写経と写仏を行い、午後には参道を使ってポイントラリーを行いました。子供たちは昨日からの疲れも見せず、スタッフの体重当てゲームやクジ引きなどチェックポイントでのゲームや、身延山内の散策を汗を流して楽しみました。
3日目の閉場式では、1人ずつ名前が読み上げられ修了証が手渡され、増田会長は「この修養道場の経験を活かして夏休みを目一杯楽しんで下さい」と励ましの言葉を送りました。続いてお楽しみの富士サファリパークに立ち寄り、子供たちは間近に見れる動物たちの姿を楽しみ、二泊三日の修養道場が修了しました。

2017年10月3日
平成29年度檀信徒協議会総会
千葉県西部宗務所(土井了真所長)では6月24日、茂原市・本山藻原寺(持田日勇貫首)に於いて、檀信徒協議会(今井靖夫会長、市原市・長妙寺檀徒)総会を開催し、管内寺院檀信徒代表者122名が出席しました。
檀信徒協議会とは、管内寺院の檀信徒の代表者の集まりで、管内寺院の発展を協議し、檀信徒の信仰を分かち合います。

初めに大堂にて、持田貫首を導師に会員物故者の慰霊と平和を祈願する法要が営まれました。
次に、大西秀樹上人(日蓮宗常任布教師、京都市松林寺住職)を講師に迎え、宗務院発行『檀信徒信行の手引き』から「総代役員としての寺院護持の心構え」と題して、檀信徒の心得とお寺の先達としての総代の役割について講演されました。
午後3時より、仏殿に移動し、泉良弘檀信徒青年会副会長(茂原市・藻原寺檀徒)司会のもと、今井会長が議長を務め、平成28年度事業報告・決算報告、平成29年度事業計画案・予算案が承認されました。
また、本年度は役員改選が行われ会長・副会長の留任が決まり、その他では岩倉康進上人(日蓮宗新聞社営業部主任)が、全国の檀信徒の信仰体験などが掲載されている日蓮宗新聞の大切さを伝えました。
最後に増田寶雲青年会会長(茂原市・妙樂寺住職)が身延山で行われる第36回少年少女夏季修養道場の助成への御礼と子供の参加を呼びかけ、閉会しました。
2017年10月3日
本山藻原寺 第16回お題目初唱会
茂原市の本山東身延藻原寺(持田日勇貫首)では、5月13日(土)に「第16回お題目初唱会(おだいもく しょしょうえ)」が厳修されました。
藻原寺は日蓮聖人が立教開宗の後に、齋藤遠江守兼綱公と墨田の高橋五郎時光公が、最初の檀越として初めてお題目を唱え帰依したことに由来し、古来より「日蓮門下お題目初唱の霊場」として知られています。また、日蓮大聖人を開祖に、第二祖に日向上人を迎え東身延として栄えた茂原の地名の元となった本山です。
当日は悪天候の為に唱題行脚が中止となったが、午後2時半から持田貫首を導師にお題目初唱会が厳修され、僧侶と檀信徒140名が参列しました。

法要では宗祖御真筆の「開堂供養大曼荼羅御本尊」の御開帳が行われ、持田貫首は法要後の挨拶で、日蓮大聖人大銅像建立へ向けて火入れ式が行われたことを報告しました。法要後の清興では一龍斉貞花師匠による宗祖御一代記の講談「塚原三昧堂の御難」が行われ、その後仏殿に移り清宴を開いて参加者の労がねぎらわれました。
2017年10月3日
三組鎌倉団参
9月12日、千葉県西部宗務所(土井了真所長)管内の白子町・睦沢町・一宮町・長生村地区三組寺院(19ヶ寺)が、地区護法統一信行会として、『お祖師様四大法難の足跡を巡って』をテーマに、藤沢市龍口寺と鎌倉市鶴岡八幡宮の第1回鎌倉団参を行いました。
特に龍口寺は、平成33年「龍口法難750年」の節目の年を迎えます。
今回は、教師・檀信徒38名が参加しました。

早朝、各地区を出発し、午前9時に、今をさかのぼる746年前、日蓮聖人が刑場に着き、まさに首を斬られようとしたその時、江ノ島の方から不思議なる光の玉が飛んできて難を逃れた「龍口法難」の霊跡本山・龍口寺本堂に於いて開会式が行われました。
土井了真所長(長生村・法輪寺住職)は、「龍口法難750年を控え、2ヵ年かけて鎌倉方面を企画致し、本日大法要を控えているところ時間を割いて我々をお迎え頂き、貫首猊下をはじめ山務員の方々には感謝申し上げます」と挨拶しました。


続いて御開帳を受け、本間貫首より龍口法難についての法話を頂きました。
その後、鎌倉へ移動し昼食後には鶴岡八幡宮を参拝し、鎌倉市内を散策し帰路に着きました。
2017年9月16日
日蓮宗所属奉告式 並 成就寺法燈継承式
木更津市成就寺で9月9日、さわやかな晴天の中、成就寺(じょうじゅじ)・立源寺(りゅうげんじ)日蓮宗所属奉告式 並びに 成就寺法燈継承式(ほうとうけいしょうしき)が営まれ、僧侶檀信徒約250人が参列した。
法要に先立ち、日蓮聖人ご入滅の霊場である 東京都大田区池上 本睦会(ほんむつみかい)の万灯講(まんどうこう)30人と 地域のお稚児さん21名と保護者に導かれるように 両寺総代、式衆僧侶、新住職、そして世話人檀信徒、地域の住民による行列が、午前10時30分に、木更津市光明寺(石野晴朗住職)を出発。

木更津駅前から みまち通りを万灯行列の大人纏、子供纏が舞い、賑やかな音を鳴り響かせ、天の童たる可愛いお稚児さん達とともに練り歩き成就寺へ到着。本堂前にて 子ども達の健児育成祈願のご祈祷がなされ、万灯講の舞が奉納された。
午後1時より雅楽が奏でられる中、法要が行われ、式中、小林順光日蓮宗宗務総長より、日蓮宗所属承認書が、木村順静師(袖ヶ浦市・立源寺住職)と木村順誠師(成就寺住職)に下付された。
次に土井了真千葉県西部宗務所長より住職の認証書が授与された。
引き続き、第五十世木村順静師が佛さま日蓮聖人、歴代のご住職に退任の奉告を申し上げた後、前住職として新住職に、法華経一部、大過去帳、払子が法燈の継承の証として手渡された。
次いで新住職第五十一世木村順誠師が、力強く日蓮宗所属と入寺を告げる奉告文を読み上げた。

順誠新住職は謝辞で「法燈を継承する責任の重さをしかと受け止め、過去より受け継ぎ来った御心、現在皆様よりの御支援御教導のあたたかき御心を懸命に受け持ちながら、次なる世代にお渡しできるよう精進致します」と述べた。

















