2016年11月18日
日蓮大聖人経石塚・道善御坊供養塚報恩法要
平成28年10月27日(木)、君津市妙長寺(山田妙真住職)及び加名盛日蓮大聖人経石塚にて、日蓮大聖人経石塚・道善御坊供養塚報恩法要を厳修した。

今年は平成18年に顕彰碑が落成されて10年の節目に当たる。今回は管内教師と妙長寺、正蓮寺(市原市)、妙法寺(白子町)、本円寺(長南町)の檀信徒と合わせて37名が参加した。
まず妙長寺で千葉県西部謹製のお題目写経を書写した後、妙長寺本堂にて土井所長(長生村・法輪寺住職)を導師に報恩法要を行った。山田住職は「10年間途切れることなく皆様がお参りに来て下さるのが励みです。全国の皆様に知っていただける様に精進いたします。」と謝辞した。

その後に加名盛経石塚へ移動し、午後2時30分より祖師堂前にて参加者全員で報恩抄の一節を参加者全員で拝読し、いのりの日や各組の統一信行で行ったお題目写経を参加者全員で顕彰碑に納経した。

最後に土井所長は「この加名盛は宗門史跡にも劣らない霊跡だと思っています。大勢の皆様にお参りしていただく為に宗務所は援助をしていきたい。」と述べた。
2016年11月6日
1組2組「信行の集い」
10月22日、1組2組(茂原市・長柄町・長南町)地区寺院連合会主催の地区統一信行会「信行の集い」が大網白里市の日蓮宗本山正法寺(畠山日慶貫首)で開催され、僧侶檀信徒60人が参加した。
開会式の後、畠山貫首を導師に厳粛ある御開帳法要が執り行われた。法要中、初めに行った参加者の御題目写経を日蓮宗千葉県西部檀信徒協議会理事 山形俊男氏が御宝前に奉安した。書写された御題目写経は、後日、君津市加名盛 日蓮大聖人經塚 並 道善御房供養塚の納経塔に納める予定となっている。
ご親教では畠山貫首が「凡仏一如(ぼんぶついちにょ)」という言葉に触れ「お互い凡夫であればいがみあうが、片方が仏の心を持てば喧嘩は避けられる。それがわかるようになり、仏力を高める信行は、まさに今日である」と説いた。
次いで宮川了暢師(市原市光德寺住職)が会場の前身である小西檀林について法話を行った。その中で自身の信仰のあり方や千葉県に多くの檀林がある背景について話した。
参加者は、信行を多いに深め、感謝のお題目を家庭でも続けてゆきたいと散会した。
2016年11月5日
千葉教区檀信徒研修道場
平成28年度日蓮宗千葉教区檀信徒研修道場が、10月24日~25日の一泊二日、鴨川市大本山清澄寺(二宮日敬別当)で開催され、檀信徒41名が参加した。

1日目、富永観瑞千葉教区長(多古町 妙光寺住職)を導師に開講式が行われた後、
第一講、齊藤自乗師(市川市 浄言寺住職)が「なぜ、お釈迦様は仏教を開いたのか?」
第二講、八木正勝師(匝瑳市 妙朝寺住職)が「日蓮聖人の『法華経』とお題目」
第三講、野坂法行師(大多喜町 妙嚴寺住職)が「くらしの中に生きる『法華経』の心~合掌礼~」と題し、講演を行った。
また、各班の訓育担当を中心に、法座が行われ「日本に生まれて良かったこと」をテーマに、様々な意見が交換された。

1日目の終わりに、摩尼殿にて唱題行が行われ、日蓮聖人が祈りを捧げられた虚空蔵菩薩の前での修行に、参加者は一心にお題目を唱えた。

2日目は、起床後、旭が森を参拝し、御来光を遥拝した後、朝勤に参列。

朝食後、第四講目、高鍋隆盛師(市原市妙蔵寺修徒)が「発心~日蓮聖人に学ぶ~」と題し講演を行った。

閉校式は、今回年番管区であった、千葉県西部宗務所の土井了真所長を導師に行われ、参加者ひとりひとりに日蓮宗よりの信行証が授与された。
2016年9月13日
ビデオ映写会(第35回 少年少女夏季修養道場)
日蓮宗千葉県西部青年会(増田寶雲会長・茂原市 妙樂寺住職)は、「第35回 修養道場(7月26日〜28日・2泊3日)」の様子を映像で振り返る「ビデオ映写会」を、茂原市・本山東身延藻原寺(持田日勇貫首)で、8月27日(土)午後6時より行いました。
修養道場参加の子どもたちとその保護者、そして青年会員を含めて計30名が集いました。
はじめにビンゴゲームで盛り上がり、続いて夕食として青年会で用意したカレーを振る舞い、修養道場中の思い出映像を約40分程鑑賞しました。
ゲームなどのレクリエーションの様子が流れると子どもたちから歓声や笑い声があがり、保護者らは家とは違った我が子・孫の様子をじっくり見入っていた。午後9時に解散。「来年も参加します」「今度はお友達にも声を掛けて参加します」と、声を掛けてくれる明るい声が聞こえてきたのは、とても有り難いことでした。
尚、映写会の映像DVDは記念文集と一緒に子どもたちにプレゼントすることになっている。
お坊さんと触れあうことで、お寺や佛さま、日蓮聖人や佛教のことを少しでも理解頂き、子どもたちの心には、佛さまの種が充分に育っていることが、わかった有り難い、ひと時でした。
2016年8月27日
第35回 少年少女夏季修養道場

日蓮宗千葉県西部青年会(増田寶雲会長 茂原市妙樂寺住職)では、7月26日(火)~28日(木)の2泊3日「第35回 少年少女夏季修養道場」~お坊さんと遊ぼう~をテーマに
第一会場は、大網白里市小西 日蓮宗 本山 正法寺(しょうぼうじ)
第二会場は、長生郡長柄町針ヶ谷 千葉市少年自然の家
を会場に小学校2年生~中学校2年生の道場生と僧侶スタッフの合計64名で行われました。
1日目の午前9時、小雨の中、正法寺の参道をお題目をお唱えし、合掌しながら、行進して本堂前に到着。本堂の佛さまの前に正座し、畳のある日本間、お仏壇などでの作法やお食事の作法を習いました。
また、日蓮聖人のご直筆の南無妙法蓮華経のお題目のお写経を行いました。慣れない筆ペンに苦戦しながらも書き上げた子供たちの力強い御題目の写経が本堂の佛様の御宝前に奉安し開場式を行いました。
式中、この修養道場を立ち上げあげられたお一人である日蓮宗千葉県西部青年会の元会長でもあった本山正法寺のご住職・畠山日慶猊下と、同じく元会長でもあった日蓮宗千葉県西部宗務所長 土井了真上人より歓迎のご挨拶をいただきました。
昼食後、境内散策をし、参加者1人ずつ鐘楼堂で鐘つきを体験。初めて鐘をついたという道場生は、自分のついた鐘の音に驚いていた。お寺での体験をした後、千葉市少年自然の家へと移動。

2日目は午前6時に起床。ラジオ体操の後に施設内のホールを利用して、ご本尊様を安置し、朝のお勤めを行い、法華経とお題目・南無妙法蓮華経のお題目を一心にお唱えしました。
野外炊飯場では、昼食のためのカレー作りを行いました。参加者は中学2年生から小学2年生と幅広く、上級生が下級生の面倒を見る姿が見られ、飯盒を開けてうまく炊きあがっていると歓喜の拍手がおこりました。汗を流して自分で作ったカレーを堪能。食事作りから、いのちを学び、お食事を作ってくださる
親や多くの人々への感謝を感じとっていただきました。いのちに合掌の「ごちそうさま」をみんなでいたしました。
午後からは、大自然の中でポイントラリーやキャンプファイヤーなどのレクリエーションを行いました。

3日目の閉場式では、1人ずつ名前を読み上げ、修了証が手渡されました。
増田会長は「この修養道場の経験を活かして、家族に感謝して夏休みを目一杯楽しんでください。」と励ましの言葉をおおくりしました。
昼食後、長柄町町営プールで水のこわさと、水の有り難さを伝えて、みんなでおもいっきり楽しみました。
お寺で過ごし、お坊さんと接することで、佛さまの大切なお心や、日蓮聖人の思いを感じ取っていただいた3日間の修養道場が笑顔で終了しました。
本年8月末日に「修養道場ビデオ映写会」。冬には、「修養道場同窓会」を開催する予定で、再会の日を楽しみに、それぞれが帰路につきました。


















