令和6年3月16日(土)14時より、君津市妙長寺、奥の院(君津市加名盛)に於いて、道善房聖人第749遠忌報恩法要が山田妙真上人(君津市妙長寺住職)を、導師に執り行われ教師檀信徒合わせて約30名が参加しました。

この法要は毎年道善坊の祥月命日に行われ、本年は749遠忌にあたり法要中に報恩行和讃が奉唱され、法要後には、千葉西部謹製御題目写経を写経功徳聚へ納め、その後山頂にある道善御房供養塚をお参りしました。

挨拶において、山田上人は「750遠忌に向け、皆さんと報恩抄を唱えられることは有難い限りです。」と、感謝を述べられ、檀信徒からも「日蓮聖人のいらっしゃった加名盛の地で和讃ができて、心が洗われるようだ。」と、日蓮聖人在世を偲ばれました。

 

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3月16日、市原市円頓寺にて本堂再建、客殿新築の「復興再建奉告式」が執り行われました。

市原市円頓寺新本堂写真

円頓寺は令和元年9月、房総半島に甚大な被害をもたらした台風で本堂の屋根が全壊し、境内の各所でも大きな被害を受けました。

住職、総代、役員たちによる再建の努力は、同じく被害を受けた檀信徒の生活を優先するため、思うように進まず、さらに翌年からのコロナウイルス感染拡大により全てが停滞し、再建への道は容易ではなかったとの事です。

しかし、被害から2年後、浄財の勧募が始まると予想外の寄付が集まりました。「これも、あれほどの被害に遭いながらほぼ無傷でいてくださったご本尊の導きと、本堂再建への理解と協力をしてくださった檀信徒の皆さんのおかげです」と山津住職は述べ、当日出席した140名のお檀家さんや信徒さんと共に新本堂で読経唱題を捧げました。

千葉県内の日蓮宗寺院僧侶を対象としました勉強会が2月20日に鴨川市吉夢を会場に開催されました。

僧侶として仏教の勉強はもちろんですが、仏教者として社会へどの様に関わりアプローチすべきかを毎年いろいろな分野の専門家の方々を講師先生に講演を頂き、ディベート(意見交換)を行っています。

第40回千葉教研写真

本年は、県内より99名の僧侶が参加。千葉県西部管内より20名の僧侶が勉強させて頂きました。

慶応義塾大学法学博士の池上萬奈先生より「国際政治を語ろう」と題し、ウクライナとロシアの紛争から国際法やパワー・ソフトパワーについて学び、「今の私達にできる事を考えよう」と提案を頂き、

お2人目には、石川県七尾市本延寺住職河崎俊宏上人にも登壇頂き、1月1日の大きな地震の被災地となってしまった能登半島の現状と日蓮大聖人のご遺文(御自筆)の立正安国論などより考える平和やこころの安定、そして社会教化(社会全体への教化)のお話を伺いました。

講演後にはグループに分かれ、参加者が各々どう感じ捉えたか等発表し、各先生より助言も賜り有意義な時間とさせて頂きました。

 

令和6年2月17日

宗祖750遠忌に向けて池上本門寺団参として行われました。

当日は、大堂にて本門寺貫首菅野日彰猊下による孝道示現の祖師像のお話をして頂きました。

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大広間にて本門寺布教部執事山口顕辰上人による日蓮大聖人御一代記の高座説教が行われました。

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昼飯後、御廟所参拝、境内参拝を行いました。

 

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2024年2月9日

宗務所新年研修会

千葉県西部宗務所が主催しました新年研修会が2月9日、茂原市本山東身延藻原寺にて開催されました。管内の僧侶約40名が出席し、身延山久遠寺に古来より伝承されてきました「延山流声明」を研究普及されている身延山大学仏教学部教授、仏教学部長でいらっしゃる池上要靖上人よりリモート講演を頂きました。

 

現在、千葉県西部にて唱えられている宗定(日蓮宗で定めた)声明とは異なり、一曲毎に長く複雑で奥深い声明を聴き研鑽を深めました。

また、身延山久遠寺では雅楽のほかに以前は、舞楽も演じられていたというお話も聞くことが出来、貴重な講演となりました。

 

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