2018年9月19日
日蓮宗千葉県西部 檀信徒協議会(だんしんときょうぎかい)開催
千葉県西部宗務所(土井了真所長)では6月16日、茂原市茂原 日蓮宗本山東身延藻原寺(そうげんじ)(貫首・持田日勇住職)において檀信徒協議会(今井靖夫会長、市原市・長妙寺檀徒)総会が開催され管内寺院、檀信徒代表者100人が参加した。
始めに、大堂にて持田貫首を導師に檀信徒協議会会員物故者をご供養するご回向並びに平和祈願法要が営まれた。
研修では、常任布教師の上村貞雄師(鴨川市小湊・妙蓮寺住職)が「日蓮大聖人御降誕800年慶讃の意義と実践」と題して講演した。
上村師は、「人々の心の闇を照らすのは、法華経です。私達は、『日蓮聖人の御心』を頂戴し、一人一人がしっかりとお題目の信仰を持ち、一人でも多くの人々に伝えて行く事が宗祖に仕える私達の任務です。お題目を唱える人々は、日蓮大聖人御降誕の聖地小湊に詣で『南無妙法蓮華経』のお題目を唱え、日蓮聖人の御心に立ち返り、心新たに蘇生(よみがえ)らなければならないのではないか」と語った。
その後、仏殿に移動し、今井会長議長のもと、平成29年度事業及び決算報告、平成30年度事業計画案及び予算案が承認された。
また、宗務所における災害対策や檀信徒研修道場、日蓮宗新聞管内全寺院購読達成が発表された。さらに山本典征青年会長(市原市古都辺・行福寺住職)が第37回「少年少女夏季修養道場」の参加を呼びかけ閉会した。
2018年5月8日
實相寺 法燈継承祝賀会

入場した畠山義浄上人(左)と畠山日慶貫首(右)
東身延本山藻原寺(茂原市・持田日勇貫首)を支える4大寺院である、茂原市高師・實相寺第43世畠山義浄上人の法燈継承祝賀会が5月8日(火)、ホテルニューオータニ幕張で営まれ、有縁の僧侶ら150名が慶事を祝いました。
午後4時の開演に先立ち、司会より昨年10月13日に實相寺本堂での法燈継承式が檀信徒を中心に行われ、第42世畠山日慶貫首(大網白里市・本山正法寺貫首)から払子が継承された事が説明され、有志による雅楽演奏の中、新住職と前住職が入場しました。初めに持田日勇貫首が祝辞を述べ、土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)、大塩孝信宗会議長(市原市・正蓮寺住職)が続いて祝意を表しました。
歓談中には前住職夫妻へ花束贈呈なども行われ、和やかなうちに進行しました。

謝辞を述べる畠山義浄新住職
最後に畠山義浄新住職が謝辞を述べ、「歴代先師が築き上げた實相寺を全身全霊で護持していく」と決意を語りました。
2018年4月29日
第24回「いのりの日」

宗務所(土井了真所長)では4月29日、立教開宗の聖地・清澄寺で第24回「いのりの日」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒ら286人が参加しました。
茂原、長生郡、木更津、富津、君津、市原各地区よりバス8台が出発し、午前9時30分、日蓮聖人が出家し清澄山に登る時に母と別れた梯涙石(ているいせき)手前約1㌔から各地区隊列を組み、参加者全員がうちわ太鼓を叩きながらお題目を唱え清澄寺旭が森まで唱題行進をしました。
旭が森では日蓮聖人銅像に向かって土井所長(長生村法輪寺住職)を導師に法要が営まれ、朝日の出る方向に向き直りお題目を三唱しました。
次いで、信育道場にて開会式が行われ、挨拶で土井所長が清澄山に参拝する意義を伝え、続いて二宮日敬清澄寺別当が清澄山の縁起を話しました。
その後、昼食会場に移動し千葉県西部謹製御題目写経を全員で書写し昼食を済ませました。
今回は、千葉県西部管内を代表する四会の研修として
・布教師会(髙鍋隆盛会長)は車中にてバス担当が但行礼拝の法話を行い、
・声明師会(山田妙眞会長)は唱題行を担当
・修法師会(吉野了廣会長)は読経を担当
・社教会(山津顕什会長)は写経を担当
号車ごとに唱題行、読誦行、書写行と3つに分散して参加者は五種(受持・読・誦・解説・書写)の修行を学び体験しました。
最後に清興として澄み切った歌声を披露したソプラノ歌手の西口彰子女史による日本歌曲、仏教讃歌、オペラリア、宗歌を聞き入り、また共に歌い和やかなる時間を過ごしました。
午後3時30分、閉式となり各地区へと帰路しました。
2018年4月18日
日蓮宗新聞 千葉県西部全寺院購読達成

日蓮宗新聞とは、法華経・日蓮聖人の教えを広め、人々が安心できる社会の実現を目的に、全国各地の信仰に生きる人々の姿や日蓮宗教団に関わるニュースを紹介しています。
日蓮宗新聞は日蓮宗唯一の機関紙として、日蓮宗の動向や全国の各寺院の催しなど、積極的に報道しています。時機に適した法話や「ひと口説法」(毎号掲載)、最終面では四コママンガ「がんばれこぞうくん」(毎号掲載)、若い僧侶のおもしろコラム「法務ページ」(1日号)、編集委員による「言葉のえにし~暮らしの中に仏さま~」(10日号)、お釈迦さまの物語「まごに聞かせるおしゃかさま」(10日号)、わかりやすく仏教や仏事を知る「仏教仏事のこと」(10日号)など、家族みんなで語り合える身近な題材を中心に掲載するよう努めています。
日蓮宗の信仰を読者と新聞との固い絆として、日蓮宗のいっそうの発展と日蓮宗の教えをさらに広めるために、いろいろな種類の情報を掲載しています。新聞を購読されることによって、読者の方がいっそう信仰を深め、心豊かな人生を送れるように、日蓮宗新聞はお手伝い役を果たすと共に、未信徒の方には購読を通して、日蓮宗とのご縁をつくっていただきたい、と念願しています。発行日は毎月1日・10日・20日(月3回)です。
昨年度、月崎了淨伝道担当事務長(長南町・長久寺住職)と平松芳文新聞支局長(茂原市・満福寺住職)と支局員各 聖の強力な推進活動のもと日蓮宗新聞管区皆読を達成し、 去る4月18日全国宗務所長会議の冒頭 にて千葉教区他4管区を含め代 表して感謝状を頂戴いたしました。皆様のご協力誠に ありがとうございました。今後も引き続きご協力をよろしく お願いします。
2018年2月26日
大塩孝信僧正 宗会議長就任祝賀会
千葉県西部管区から選出されている宗会議員である大塩孝信師(市原市・正蓮寺住職)が宗会議長に就任し、平成30年2月26日(月)に順子令夫人と共に激励祝賀会が茂原市割烹かたおかに於いて開催され、管内有縁の僧侶36名が出席しました。

初めに発起人を代表して持田日勇貫首(茂原市・本山藻原寺)が挨拶し、本日の開催経緯と管内選出宗会議員の歴史と功績を紹介しました。また、大塩師が降誕800年に向けて800万遍の唱題をされていることに触れ、宗会の合間に身延山久遠寺や小湊誕生寺でも唱題行をされている事を話されました。また、日蓮聖人御遺文の戒法門(定1944)をあげ、仁・義・礼・智・信の中で大塩師は「智」の人であると激励しました。
次に来賓を代表して土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)が祝辞を述べ、発起人の田澤元泰師(茂原市・妙弘寺住職)から参加者を代表して記念品が贈呈されました。大塩師は「26才から青年会に入会して以来、先輩の背中から学ばせていただいた」と謝辞し、「これからも邁進して行く」と誓いまいした。

続いて畠山日慶貫首(大網白里市・本山正法寺)が順子令夫人の内助の功を称えて乾杯となりました。花束の贈呈など和やかに進行し、千葉教区の宗会議員を代表して長谷川雄一宗会議員(匝瑳市・朗生寺住職)が祝辞を述べ、最後に発起人の増田寳泉師(茂原市・妙源寺住職)が挨拶をして閉会となりました。

















