2018年4月29日
第24回「いのりの日」
宗務所(土井了真所長)では4月29日、立教開宗の聖地・清澄寺で第24回「いのりの日」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒ら286人が参加しました。
茂原、長生郡、木更津、富津、君津、市原各地区よりバス8台が出発し、午前9時30分、日蓮聖人が出家し清澄山に登る時に母と別れた梯涙石(ているいせき)手前約1㌔から各地区隊列を組み、参加者全員がうちわ太鼓を叩きながらお題目を唱え清澄寺旭が森まで唱題行進をしました。
旭が森では日蓮聖人銅像に向かって土井所長(長生村法輪寺住職)を導師に法要が営まれ、朝日の出る方向に向き直りお題目を三唱しました。
次いで、信育道場にて開会式が行われ、挨拶で土井所長が清澄山に参拝する意義を伝え、続いて二宮日敬清澄寺別当が清澄山の縁起を話しました。
その後、昼食会場に移動し千葉県西部謹製御題目写経を全員で書写し昼食を済ませました。
今回は、千葉県西部管内を代表する四会の研修として
・布教師会(髙鍋隆盛会長)は車中にてバス担当が但行礼拝の法話を行い、
・声明師会(山田妙眞会長)は唱題行を担当
・修法師会(吉野了廣会長)は読経を担当
・社教会(山津顕什会長)は写経を担当
号車ごとに唱題行、読誦行、書写行と3つに分散して参加者は五種(受持・読・誦・解説・書写)の修行を学び体験しました。
最後に清興として澄み切った歌声を披露したソプラノ歌手の西口彰子女史による日本歌曲、仏教讃歌、オペラリア、宗歌を聞き入り、また共に歌い和やかなる時間を過ごしました。
午後3時30分、閉式となり各地区へと帰路しました。