2024年6月22日

第43回少年少女修養道場

第43回少年少女修養道場

6月22日~23日の1泊2日にて、千葉県西部青年会(会長=平松芳匡)主催「第43回少年少女修養道場」を、本山東身延藻原寺(茂原市)を会場に開催しました。

修養道場は、小学校3年生~中学校3年生の生徒・児童を対象に、日常生活やお寺の中での礼儀作法としての「仏前作法」などを習うと同時に、学区を越えたコミュニケーションを図る合宿です。今回は、道場生・スタッフ合わせて26名が参加しました。

今回は、仏前作法で基本的なお堂での所作を学び、開場式で「皆と仲良く楽しく、分かち合いの心を持ってすごすこと」を誓い、食事作法研修では、いのちを頂き生かされている事実と、多くの人々の手によって食卓で食べられることの有難さを学び、箸をちゃんと持つことや食べ物を残さない意味を知りました。

写経体験では、心を落ち着かせ集中することを学びました。

お楽しみとして、レジン液を使ったコップの置き皿作りや、花火を行いました。

その他の合間では、スタッフが手作りした品々を使って、ボーラを的に巻き付ける遊びや、輪投げ、磁石のついた竿での釣り、パターゴルフ、ピンポン玉投げ、風船遊びを行いました。子供たちは点数を競って一喜一憂の楽しい時間を過ごしました。

開場式では、山本隆真宗務所長(市原市 光福寺住職)より「この世に地獄と霊山浄土は有る。それは皆さんの心の中です。独り占めをして我儘に過ごすことは地獄、皆さんで分かち合い楽しく過ごすことは霊山浄土。皆さんの心の中の仏様を育てましょう。」と子供たちへの激励を頂きました。

今回の修養道場は、平松青年会会長の「子供たちに楽しい中に学びを」との思いで開催されました。

子供たちからは「箸でブロックキューブをコップに移す遊びが楽しかった」「レジン皿をもっと作りたい」「来年もまた参加したい」「友達ができた」という声が多くありました。

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